じぃちゃまがドライバー握って組み立ててます。 手押し車が出来る木製のおもちゃ箱を買って貰いました。 私は父がドライバーを握って何かをしている姿を見たことがない。 記憶がない。 男仕事はなんでも母がやっていた。 やれば何だって出来ると言いながら、後回しにしなかなか動かない父だったから 世間の「パパ」がやっていそうな事は何だって母がやっていた。 この手の話、話せば限がない・・・。 子供の頃から染み付いて離れない、好きじゃない記憶。 だから、店から帰るとすぐに箱を開け、ドライバーを握り組み立ててくれた事は 私にとって物凄い衝撃的な出来事だった。 組立ての難易なんて問題じゃなくて、こんな事が事件だった。 声が詰まりそうになるくらい嬉しかった。 思わず写真を沢山撮った。 嬉しいのに、何故か心の奥がぎゅーとなるような切ない気持ちにもなった。 言葉にするのは難しい・・・、色んな気持ちや感情が一斉に出てきた。 SAKUの為にじぃちゃん作ってるから待っててね! こんな事を言いながら作業をする父を見たら、母は私以上にびっくりしたに違いないと思う。
by kakobulog72
| 2009-11-18 23:45
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